高濃度水素吸入療法
水素は非常に小さな分子です。脳や細胞、ミトコンドリアまで行き届くのが特徴で、細胞内にまで到達し効果を出すことができます。水素が注目され始めたのは、2007年に「Nature Medicine」においてヒドロキシラジカルという悪玉活性酸素を選択的に消去するという論文が発表されてからです。その後、2017年がん患者への水素吸入による症例試験が始まり、水素による抗癌剤や放射線治療の副作用軽減効果も報告されています。
当院は、ヘリックスジャパンの機種である「ET100」を導入しました。ヘリックスジャパンの水素吸入器は、東京オリンピックや箱根駅伝、サッカー選手などのトップアスリートに活用されています。その他、疲労、不眠、肌荒れ、自律神経の乱れ、緑内障やアンチエイジングなど様々な目的に対して使用されています。最新機種の「ET100」は 1分間あたり1,000ml以上の水素を発生させることができ、これは水素水に換算すると、なんと2.5トン以上に相当します。
当院は、ハイセルベータET100を導入しています
くまもと免疫統合医療クリニックの赤木純児先生は、世界で初めて水素吸入療法をがん治療に応用しました。進行がん(StageIV)のがん患者37名で治療をした結果、奏効率が2.4%、臨床的有効率が75.7%という良好な結果が得られました。
そのメカニズムとして、がんを攻撃するキラーT細胞が水素吸入により元気を取り戻すことが示されています。通常、キラーT細胞はがんの進行とともに疲弊してしまうのですが、水素を吸入することにより、再び元気を取り戻すのです(PD1陽性KT細胞が減少し、PD1が発現していないKT細胞の割合が増加)。この水素の効果は、水素ガスを吸えば吸うほど吸入量に応じて効果が高まるようです。赤木先生のデータでは1日3時間の水素吸入を毎日継続される方が、最もがん治療の効果が高いと示しています。
当院では最新機種のハイセレベーター「ET100」を導入し、水素吸入に酸素吸入を加えて50分2,000円で提供しています。ぜひ一度、水素吸入をお試しください。
料金(税込)
高濃度水素吸入療法は自由診療(保険適応外)でございます。
50分 | 2,000円 |
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初回診察料 | 1,000円 |
カニューレ代 | 500円 |
高圧水素酸素治療
抗がん剤の副作用で「だるい、元気がでない、食欲がわかない」と悩んでいる方へ。
高圧水素治療は副作用を軽減し、さらに免疫を強化して抗がん剤の効果もサポートすることを目指しています。
このような方におすすめです
- 抗がん剤による副作用で苦しんでいる方
- 抗がん剤や放射線治療の効果を高めたい方
- 術後再発予防のために何かを取り入れたい方
- 疲労が溜まっている方
- 睡眠の質が悪い方
- 寝つきが悪い方
- コロナ後遺症にお悩みの方
高圧水素酸素治療について
1.9気圧の高圧水素酸素システム(酸素50%、水素4%の濃度)により、通常の6.5倍の動脈酸素分圧にすることが可能になりました。
高気圧下では酸素が血中に多く溶け込むので、ヘモグロビンに結合しない酸素(溶解型酸素)も体内に効率よく取り込んで腫瘍の低酸素環境を改善します。
酸素と同時に高圧環境で効率よく取り込まれる水素には疲弊したキラーT細胞を回復させる効果があり、がんの進行によって弱った免疫環境の改善に役立ちます。
さらに水素には抗炎症作用がありますので、免疫抑制に関係する腫瘍微小環境(TME)の炎症を改善すると期待されています。
このように高圧水素酸素システムでは、水素と酸素の利点を生かして抗がん剤や放射線治療などの標準治療の効果をサポートしていきます。
高圧水素酸素治療による血液の変化
赤血球は、酸化ストレスなどでドロドロ(連銭形成)になってしまいます。高圧水素酸素治療をうけると、これが綺麗にバラバラになり、毛細血管の隅々まで赤血球が届きます。それにより、細胞に酸素が十分に行き渡ります。
料金(税込)
高圧水素酸素治療は自由診療(保険適応外)でございます。
60分 1回 | 7,000円 |
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120分 1回 | 14,000円 |
※コロナ後遺症、線維筋痛症、慢性疲労症候群の方は60分を週に1回、がん治療の方は120分を週に1回、もしくは60分を週に2回をお勧めしています。
※がん治療については、マイクロ波温熱療法と併用して週に1回の治療をお勧めしています。
※完全予約制です。事前にご予約をお願いします。
調圧水素治療
「気圧の変化」と「水素」で特別な空気を作り出す、令和時代の新しい健康法です。
標高1,000メートルと地上の気圧を繰り返すことにより、身体のエネルギーが高まり免疫が強化されていきます。
抗がん剤の副作用で「だるい、元気がでない、食欲がわかない」と悩んでいる方にもおすすめです。
進盟ルームの独自の研究により「一定時間内に気圧の変化を繰り返すと、ヒトのカラダにより多くの酸素を取り込むことができる」という原理を発見しました。この原理を健康に役立たせる方法が「調圧方式」(特許取得済※1)です。「調圧方式」は一定時間内に「減圧」と「加圧」を繰り返します。
「減圧」は高地トレーニングの要素を、「加圧」は酸素カプセルの要素を持ち、この両方の効果を一つの機器から得ることができます。当院ではさらに水素吸入を加えて、水素と気圧の変化で免疫力を強化していきます。
このような方におすすめです
- 抗がん剤による倦怠感を減らしたい方
- 酸化ストレスを減らしたい方
- 抗がん剤や放射線治療の効果を高めたい方
- 術後再発予防のために何かを取り入れたい方
- 認知症を予防したい方
- 自律神経失調で悩んでいる方
- 高血圧、糖尿病で治療中の方
- アトピー性皮膚炎などでお悩みの方
3つの事実
①血管が拡張し、血液の流れがスムーズに
ルーム内で「減圧」と「加圧」が繰り返されることで、血管が拡張します。これによって血液の流れがスム一ズになり、体調が良くなったり、「肩こり」や「冷え性」をはじめあらゆる疾患に良い効果出たりすることが期待できます。
②代謝力がアップし、新陳代謝が活発化
「減圧」と「加圧」が繰り返されると、「気圧インターバルトレーニング」の効果を生み出します。これは「自律神経系」に作用して、代謝力の向上が図られるものです。この効果で新陳代謝が活発になり、疲労回復・美容・ダイエット効果などが期待できます。
③体温を高め、ヒトの免疫力を強化
「減圧」と「加圧」を繰り返す進盟ルームに入ると、ヒトの体温が約1℃上昇することを私たちは確認しています。一般的に体温が1℃上がると、ヒトの免疫力は5〜6倍になるとされています。進盟ルームに入ることで、免疫力が高まり「病気になりにくいカラダ」となり、充実した「Quality of life」の実現が期待できます。
当院では、同時に水素吸入を行うことで 水素の効果も合わせて感じていただいております。
料金(税込)
調圧水素治療は自由診療(保険適応外)でございます。
50分 1回 | 4,000円 |
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※コロナ後遺症、線維筋痛症、慢性疲労症候群の方は50分を週に1回、がん治療の方は100分を週に1回、もしくは50分を週に2回をお勧めしています。
※がん治療については、マイクロ波温熱療法と併用して週に1回の治療をお勧めしています。
※完全予約制です。事前にご予約をお願いします。
マイクロ波温熱療法
がん活性消滅療法(CEAT)とは
近年の研究で、がん細胞は自ら増殖することに加え、他の正常な細胞をがん化するためのエネルギーを有していることがわかってきています。
このエネルギーをがん活性(Cancer Energy)と呼びます。がん活性消滅療法(Cancer Energy Annihilation Therapy: CEAT)は、体内に存在するがん活性を発見し、副作用なく効果的にそれを消滅させることができます。現代西洋医学とはまったく異なるがん治療法です。
治療方法
がんの活性が認められた部位に向けて体外からマイクロ波を照射することで、がん細胞の死滅とがん活性の消滅を図ります。病勢、体力に応じ照射回数を決定し照射します。
治療の特徴
がん活性消滅療法(CEAT)には、以下のような特徴があります。
照射によって細胞の電子が強烈に振動し、分子の摩擦熱で温度が上がります。それにより、正常細胞もがん細胞も同時に発熱します。
しかし、がん細胞は水分が多く周りの血管が脆弱であるため、高温になりやすく冷めにくい性質があります。これに対して正常細胞は、温度が上昇しても周りに正常血管があり、その温度が37℃前後であるために、速やかに通常の温度まで冷やされます。これにより、がん細胞が傷害を受けることになります。
また、正常細胞は温められることで免疫力が向上すると同時に、血流がよくなるために体内臓器の機能が活発になるという効果もあります。
料金(税込)
マイクロ波温熱療法は自由診療(保険適応外)でございます。
初診 | 33,000円 |
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再診以降 1回 | 11,000円 |
※1回の治療の所要時間は、共鳴反応検査が最長20分、マイクロ波照射療法が15分〜30分です。
未承認医薬品等を用いた自由診療について
未承認医薬品等であることの明示、入手経路等の明示
本治療に用いるマイクロ波照射装置は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものです。
日本国内では、未承認医療機器を医師の責任において使用することができます。
国内の承認医薬品等の有無
現在、本治療に用いるものと同一の性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
特許
共鳴反応検査
アメリカ合衆国
Patent No.: US 5,188,107A
Date of patent: Feb. 23, 1993
Bi-digital O-ring test for imaging and diagnosis of internal organs of a patient
マイクロ波照射療法
アメリカ合衆国
Patent No.: US 7,160,239 B2
Date of patent: Jan. 9, 2007
Method of breaking cancer cell tissue by microelectromagnetic radiation and microelectromagnetic radiator
カナダ
Patent No.: CA 2,440,139
Date of patent: Jan. 27, 2009
Method of breaking cancer cell tissue by microelectromagnetic radiation and microelectromagnetic radiator
ヨーロッパ
Patent No.: EP 1,371,389 B1
Date of patent: Dec. 21, 2011
Method of controlling microelectromagnetic radiator for breaking cancer cell tissue